前回のつづき。
あらすじ、中国語マスター(&密かに英語マスター)のゴール目指して、
中国の大地に第一歩を踏み込んだボク、予期せずして女性恐怖症も克服してしまい、
出だしは好調。
そして、、、
ボクが中国に着いた8月後半、大学は夏休み。初中国語授業開始はもうしばらく先の話。
今回は中国での生活についてつづっていこうと思う。
留学生寮で同居することになった韓国人(♂)M兄(仮名)は当時26歳(因みにボクは18歳)は
レンズが黄色いおしゃれメガネをかけ、常に笑顔の好青年という感じだった。
彼は母国で勉強して、少し中国語が話せたので、初めはボクに中国語で話しかけたのだけれど、
ボクのほうがまったく中国語を知らなかったので、英語で会話をすることになった。
この留学生寮の部屋はベッド2つとテレビが1つ、ユニットバス付きだけれど、
ワンルームなので、寝る以外には何もできない部屋だった。
ここに一人で住む場合は一日あたり8ドル(中国の通貨は元だけど、この外国人向け寮の料金はドル計算)。
二人の場合は一人半分の4ドルを宿泊費として納めた。
あまりはっきりと覚えていないが、ボクらの住む5階には8つの部屋があり、他に共同キッチン、冷蔵庫置き場、2つの教室があった。
寮は6階建てだったが、6階へは階段が塞がっていて行けなかった。
4階、3階も同様のつくりで、2階には職員室があり、1階はフロントとレストランだった。
ボクがその寮で暮らすことになった初日の夜、韓国人(♂)M兄と隣り合わせのベッドに座り、
向き合ってお互いに自己紹介なんかをしていたら、部屋の扉を『コンコン』と誰かがやってきた。
M兄が『ハイハーイ』といった感じで扉を開けると、メガネをかけた女性が立っていた。
夏っぽい白くて薄手のワンピース、メガネをかけたその人はいわゆる美人だった。
2人は韓国語で何かを話し、彼女はM兄に電源コードを手渡し去って行った。
彼女も韓国人でM兄と同い年で同じ階に住んでいて、中国語は上手だとM兄が教えてくれた。
M兄が中国へ来たのはボクの数日前で、先ほどの彼女はその半年ほど前からこの寮にいるそうだ。
初日の夜はこうして過ぎていった。
朝。
~人はモノを食べずに生きてはいけない~
目覚めると、M兄が朝食に誘ってくれた。
彼と一緒に下まで降りると、外に誰かが待っていた。
メガネをかけた小柄で太った中年の男性が登場。
彼がその男性に僕のことを紹介してくれ、3人のパーティーが結成された。
中年男性に案内され、M兄とボクは寮の隣の建物に入った。
古い体育館。といった感じのその建物の中は、コンクリートの地面でプレハブの壁に囲まれていた。
薄暗いその中で、コック帽をかぶった人たちが、ブースごとに食べ物の入った大きなプレートを並べていた。
・・・つづく。
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